四月四日
　
本日は、アンゴスチュラ ビターズを持参しました。
　
正しくは、アンゴスチュラ アロマティック ビターズと長い名前なのですが、竜胆から採れる苦味材とか、植物性香料を混ぜて作られた薬用酒です。
　
ベネズエラ解放軍の軍医さんが胃薬として開発した事が始まりなんですね。
確かに、そのまんま飲むと胃薬みたいな味です。
アルコール度数は44度なので、そのまま試飲してみたい！という時はご注意を…
　
　
そんな胃薬みたいなお酒、一体何に使うのか？
矢張りカクテルを作るに使うというのが主流でしょうか。
当店では、カクテルがまだ充実していないんですが…(・_・;
　
このアンゴスチュラ ビターズを入れたジントニックを作ってみました。
たった数滴入れるだけなんですが、ジン特有のキリッとした鋭い切れ味、ライムの酸味によく合っています。
今回、試しにめっちゃキンキンに冷やしてみたんですが、それもあるのか、まろやかな味になったと思います。
　
あんまり甘ったるいのは嫌だけど、かと言って如何にも辛口！なお酒もちょっと…という方に良いかもしれません。
ジンくささがちょっと気になってしまう故にウォッカ党の私には、このジントニックが美味しいと思いました。
ただ、ジンも元々は薬用酒を起源とするスピリッツですし、この薬草成分っぽいにおいがジンらしさなんです。
ジンのこのにおいがいいんだよ！って方には、アンゴスチュラ ビターズを入れないジントニックの方が良いかもしれませんね。
　
今回はジンで試しましたが、ジンだけでなく、ハイボールに少し入れて、何時もと違うハイボールを楽しむのも良いかと思います。
　
元々が胃の健康の為に作られたものなので、ちょっと調子が今イチかもって時にも良さそうですね。
是非お試し下さい。